それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

ALISのICO状況についてまとめました

ALISというサービスが、サービス開発資金をICO(Initial Coin Offering)で調達しようとしています。 日本ベースのサービスの大型ICOとして期待しているのですが、9月2日(金) AM 11:00からトークンセールが開始になりました。

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https://alismedia.jp/ja/index.html

ICOとは何か?

今回については、仮想通貨の仕組みを使って、資金を調達するものです。この時点ではまだ資金を調達しているだけなので、会社の売上や儲けになるわけではありません。

今回、ALISさんは、彼らがやろうとしているALISという新しいサービスの開発費をICOによって調達しようとしています。

ALISとは何か?

ALISさんのページのホワイトペーパーを読んで下さい!
ざっくりいうと、評価が目に見える「はてな」みたいなものです。

現在の調達は2.5億円。ただし、最初の30分でその半分を調達。

開始から約32時間経過していますが、ここまでで、6,100 ETH(イーサリアム)、約2億4千万円を調達しています。

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実は、その半分の3,300ETH(約1.3億円)は最初の30分で調達したものです。グラフを見ると、その後、急速にスピードが緩くなっているのがわかります。

この先どうなるのか?

売出しは9月29日まで続きます。実は一週間ごとに値段が高くなっていく(早く買うとオトク)という設定になっています。

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で、目標としている最高調達金額は125,000ETH(約49億円)です。

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逆に、最低調達金額は11,666 ETH(約4億5千万円)となっています。この調達金額に達成しなかった場合、トークンセールは不成立だったものとして、これまで払い込まれたものは全て払い戻されます。

ここまでに集まっているのは約6,100ETHなので、まだ最低調達金額の半分程度です。

ここはぜひ成立させてほしいなあ、と思うのですが、どうでしょうか。

 

※ ETH(イーサリアム)と、日本円のレートは 1 ETH = 39,000円として計算しています。

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