それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

もうすぐ上場する企業にありがちな5つの兆候(上場フラグ)

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 東証のFacebookページの写真一覧を見ると、こんな感じで記念写真がずらっと並んでいて、なかなか壮観です。

 もう10年以上、身近な先輩の会社や友達の会社が上場するのを間近に観てきて、なんとなく、「直前」には同じ行動が見られた気がするのでメモしておこうと思います。

  1. 頻繁に引っ越しする。
    「こないだ引っ越したばかりなのにまた引っ越し?」と思ったら、上場間近サインだと思ってます。急成長している証ですね。

  2. 管理系の求人が増えた。
    上場するとなると、必要な書類や内部体制が必要なるからでしょう。経理財務や経営企画といった求人が増えます。会社の採用ページが充実するのもサインの一つですね。

  3. 社長のFacebookTwitter、ブログなどが激減
    直前になると話せないことが増えます。どこまでOKでどこからNGかは当然理解してますが、思わぬ地雷があるかもしれないので、ついつい静かになりがちに。「沈黙は金」ですね。

  4. 会社名を日経以外の新聞で見ることが増えた
    朝日や読売、産経、毎日、その他地方紙など一般の新聞で目にすることが増えます。それだけ知名度や社会的に意味のある事業を行っている証かもしれません。

  5. 社長のメールの返事が早い(ただし短文)
    上場するということは「儲かる仕組み」ができているということ。社長は現場仕事から開放されていることが大半です(もちろん例外あり)。証券会社や経営企画室からの質問があったらすぐに答えなければならないのでメールはマメに見てます。しかし、3と同じく、余計なことは書けないので、返事は簡潔です。

 

 もちろん、例外もいっぱい有ります。引っ越ししてないし、管理系の求人もしてないし、ソーシャル活動は活発だし、社長にメールしても返ってこないし、でもある日突然、上場した。みたいな。なので、あくまで兆候、サインにすぎないです。

 

 ほんとは「あのVCから出資のニュースが出たから近いかも(あるいは遠いかも)」みたいな、見分け方もできたらいいのですが、そっちからはなかなかつかめない、というか、その見方は空振りなことが多いです。いまのところ。