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それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

TimeTicketでチケットを売ってみた

 Coffee Meetingなどで有名な株式会社レレレさんが、新しいサービスTimeTicketを開始されたというので、早速やってみました。

 

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「わたしの30分、売りはじめます」 空き時間の売買サービス「TimeTicket」公開 - ねとらぼ

 

 僕が売ってみたチケットはこれ。

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 不動産投資について語ります。というものです。これで小遣い稼ぎするぞ!というよりは、TimeTicketでチケット作ってる人を何人かFacebookで見かけたので、僕もやってみるかと思ってつくってみました。

 システム自体はとてもよく考えられています。特に、買うときに、いきなり買えるわけではなく、売り手側の「承認」が必要な点はさすがと思いました。自分の時間を知らない人が誰でも買えるのはちょっと怖いですよね。

寄付が義務付けられてる

 チケットを作ってすぐに分かるのが、「寄付が義務付けられている」ということです。売上の最低10%は指定する団体(現在9団体)に寄付をしなければなりません。

 専門家などが、自分の専門知識を生かしてボランティア活動することを「プロボノ」といいますが、それに近い形をイメージしているのかもしれません。

プロボノ(Pro bono)は、各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。

プロボノ - Wikipedia

 寄付の割合は最大100%にすることが出来ます。ただし、この%は、サービス利用料(30%)を引いた、全額の70%に対する%です。図解するとこんな感じ。

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 従って、「全額寄付したい!」と思った場合であっても、サービス利用料の30%を引いた残りの70%しか寄付できません。

 寄付が目的でやるのであれば、手数料がもっと少ないところはいっぱいあります。たとえば、ジャスト・ギビング・ジャパンなんかは約10%です。

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http://justgiving.jp/

  従って、純粋な社会貢献を目指したサービスではありません。時間を売って小遣い稼ぎするついでに、ちょっと社会貢献もできる、というあたりを目指しているようです。小遣い稼ぎだけであれば、クラウドワークスやランサーズなどクラウドソーシング系のサービスがいろいろあるだけに、このあたりでそれとの差別化を図っているのかもしれません。

どんなチケットが良さそうか

 すでに様々なチケットが発売されていますが、売れているチケットや、自分がこれならいいかも、と思ったのはこんなかんじのチケットです。

  • ネットで完結するもの
    「デザインします」っていう、直接会わなくても済むのは楽だなと思いました。買うだけではなく「移動」も買う側にとって負担があるので。
  • 著名人が売ってるもの
    著名人の時間を独占できるならいいですよね。逆に、著名人側からしたら、数十人とかまとめて話す、ほうが絶対効率的でしょう。
  • ◯◯教えます、というもの
    Skypeとかで聞くだけなので、ネットで完結しますし、費用対効果もわりと明確な気がします。英会話とか、相続税対策とか。「システム開発の見積書の精査します」とか、結構いいかもしれません。僕だったら「リフォームの見積書チェックします」っていうのがあったら多分買います。

 逆に買わないのはこんな感じ

  • 高すぎる。
    税理士さんが、時間5,000円、寄付率10%で「相談します」というチケットを売ってましたが、そんなガチの値段で売られても。
  • 誰だかわからないもの
  • 費用対効果が全くわからないもの。(「企画書見ます」とか)
  • 女の子のチケット
    キラキラ可愛い女子が「おしゃべりします」とか「カノジョのフリをします」みたいなのが売ってるんですが、おっさんとしては買いにくいです。逆も同じではないかと。

実際、やってみてどうだったか

 実際、今回6枚ほどお買い上げ頂き、すでにお二方ほどお会いしました。おふたりとも、「間に1人知り合いがいる」と間接的な知り合い状態でした。二人とも好青年でしたし、投資セミナーとかにいるようなギラギラした感じでもなくて、お会いすることができてよかったです。

 話した内容も多分、ご満足いただけたんじゃないかと思っています。

 アポイントの場所を決めたりするのにやりとりが発生するので、チケットを売る時点で、会う場所ははじめから決めておいたほうが良さそうです。もしくは、ネットで完結するチケットにするか。納品系とか、スカイプとか。

問題点

 いろいろありました。

  • サイトが重い。
  • 買いたいチケットがない。探しにくい。
  • 1対1だけじゃなく、1対多もできるようにして欲しい。
  • 友達のチケットは買わない。友達と会うのにお金を払う必要がない。
  • 知らない人のチケットは買わない。

 特に最後のは重要です。

 僕は今回「不動産投資の話をします」というのを売りました。僕が誰だか知らない人から見たら、「これ、話が終わった後で物件を売りつけられたり、なんか入会させられるんじゃないか?」と思ってしまいます。「デートします」などでも同じことがいえます。「評価」システムで予防はある程度できる可能性はありますが、何かあってからでは遅いのではないでしょうか。

 結局、有効な使い道がわかりませんでした。ロゴ制作とかニーズのたくさんある内容だとすでにある専門のサイトでいいですし、もっとニッチなことをお願いしたい、ということについてはニーズがあまりありません。日常のちょっとしたことを頼む、とかならAny+Timesとかのお手伝いサービスのほうがいいですし。

なぜチケット売ってみようと思ったのか?

 と、いうことで、このサービスについては特に良いサービスとは思わないのですが、じゃあ、なんで試してみたのかというと、「どうせこんなのは色恋か儲け話ぐらいしかヒットしないだろう」と思ったからです。わかっていて他人にやられるのも悔しいので、自ら「投資話」で売ってみました。実際、何枚かは買っていただけたので、読みは間違ってなかった気がします。

 せっかく売りだしたので、いま売ってる枠が売り切れるまではやってみようかと思っています。投資の話を営業とか利害関係抜きに聞けることってあんまりないので興味ある方はぜひ。あと、不動産投資のことなら友人・知人の方にはいくらでも無料で話しますよー。お声がけ下さい。