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それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

ロシア文字とローマ字の対照表を覚えよう!(ソチ五輪に向けて)

 人間誰にでも特技というのがひとつぐらいあるものです。歴代天皇の名前を前から順番に言ったり、ローマ皇帝の名前を五賢帝ぐらいまで暗唱したり、ルービックキューブを6面揃えたり。どれも最近はちょっと怪しくなってきたのですが、「ロシア語の看板を読む」というのも特技のひとつでした。ソチ・オリンピックも、もう間もなく。ロシア文字をなんとなく読む方法をお伝えしたいと思います。

 

 ご存知の通り、ロシア語は文字の形が違います。ギリシャ文字っぽい独特の文字で、「キリル文字」と言われます。正確には、ロシア語に使われる文字はキリル文字の一部です。我々が慣れ親しんでいるアルファベットはローマ字、またはラテン文字と呼びます。起源が近いので、対照表を作ることが可能です。

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 もちろん、違う言語なので、厳密ではないです。Appleを「アップル」と書いても「エポー」と書いても英語ではないのと同じように。しかし、なんとなく読むだけならこれを覚えればOKなわけです。

 

 記憶術の基本のキは「分割して、記憶せよ」。この33文字を3つのグループに分けたいと思います。

 

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 まず第一のグループはローマ字とほぼ同じもの。これは覚えるのが楽ですね。Bとか微妙な感じなのですが、ロシア語のBはБなんだ、と叩き込めばよろしい。これはほぼ覚える必要がありません。

 

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 次がキリル文字に特有なもの。なんだか難しそうですが、実はそうでもないです。ギリシャ文字からグラゴル文字が作られ、グラゴル文字からキリル文字が作られたので、ギリシャ文字が分かればなんとなくわかります。Гは「ガンマ」と同じですし、Дは、三角形「デルタ」のD。Пは円周率のπの大文字です。Фは「ファイ」なのでFですね。ЦとЧとШとЩは、どれが来ても「チェ」と「シェ」の中間ぽい感じで読んでみればなんとなく雰囲気はつかめます。ЗとЭはちょっとわかりにくいですが、子音と母音なので、意外と判別付きます。

 

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 このグループが一番厄介です。これを間違えると、もう全くデタラメになります。とくにHとNとИとX。混乱させようとしているに違いありません。逆に、このグループをマスターすれば、自動的にグループAも覚えられます。グループBは全く見たこと無い文字ですが、ローマ字で見たことある文字なら、グループAかグループCのどちらかになるわけです。ということは、特殊な読み方をするグループCを完全に覚えてしまえば、そうでないものは見たまま読めばいいのですね。ちなみに、大文字と小文字はだいたい同じ形をしているのも特徴です。「ロシアではベンツのCクラスがSクラス」とか、具体的な覚え方をすれば、記憶も早いです。

 

 と、いうことで、なんとなく分かっていただけたでしょうか?基本ルールが分かれば、あとな実践あるのみです。練習をして一つづつ頭に入れていきましょう。

 これはなんと読むでしょうか?

 Мария

「まぷにゃる」と読みたくなりますが、違います。上の表を見ながら、一つづつそのまま置き換えてみます。Mはそのまま、aもそのまま。pはrで、иはi。яはya。なので、置き換えるとこうなります。

 Mariya

 そう。「マリヤ」です。

 

 じゃあ、次はこちら。

 Мария Шарапова

 

 前半は同じですね。後半はどうでしょうか。Шは、なんとなく「シェ」とか「チェ」みたいな感じでしたね。pはrで、Πはp、Bはvですから、続けて読むと「シャラポヴァ」。ぼんやり見えてきましたね。正解は「マリア・シャラポワ」です。こういうように置き換えるだけなのです。

 

 次は逆を見てみましょう。次の言葉の略称を考えたいと思います。

 

 ソビエト社会主義共和国連邦

 

 英語だと、Union of Soviet Socialist Republicsと呼ばれていました。Unionはロシア語だとSoyuzになります。同様に、ロシア語表記をすべてをローマ字で表現するとこうなります。

 Soyuz Sovyetskikh Sotsialisticheskikh Respublik

 頭文字だけ取ると"SSSR"。これをキリル文字に置き換えると

 CCCP

 に、なります。なんだか懐かしい感じがしますね(40代以上限定)。CCCPのPは人民Peopleとかじゃなくて、共和国RepublicsのRのことだったんですね。

 

最後に、これは何と読むでしょうか?

 

 Сочи

 

 「ベンツのCクラスがSクラスになる」ですから、最初の文字はS。Oはそのまま。чは「チェ」とか「シェ」みたいな感じ。иはiですから続けると「ソチェィ」。

そう。オリンピックの開催地「ソチ」のことです。

 

 実は、日本でもロシア語の看板をたくさん見ることが出来る土地があります。ロシアの船員さんがたくさんいらっしゃる稚内あたりです。その辺りだと、道路看板もこんな感じで、ロシア語表記がたくさんあります。

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 АбасириやЭсаси、Сояなんかがスラスラ読めたら楽しいですよね。Мысはよくわかりませんが、多分、ロシア語で「岬」って意味なんだろうなあ。などと想像して、単語力が増えたりします。いつかなにかの役に立つかもしれません。

 

 いかがでしたでしょうか。ロシア語の表記が分かるようになると、多分、オリンピックも違って見えてくると思います。この機会にぜひ覚えてみてはいかがでしょうか。ローマ皇帝の名前の暗唱の仕方は、また今度書きたいと思います。

 

 最後に、、、僕はロシア語の専門家でも学習者でもなんでもなく、単に面白半分にロシア文字を記憶してみただけです。文法的、言語学的にはまったくもって正確さを保証できませんので、そのつもりで。。。。