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それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

リバースモーゲージは地域活性の起爆剤にはなりにくいと思います

 どうも、いつかは街の小さな不動産屋をやりたいと思っているRick08(宅建主任者)です。今日、教えてもらったのですが、みずほ銀行がリバースモーゲージを始めたそうです。(ニュース

 リバースモーゲージの仕組みを簡単に説明すると、自分が持っている土地を担保にして、銀行から毎月お金を振り込んでもらう、という仕組みのローンです。

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 普通は、銀行からお金を借りて物件を所有し、毎月返済しますが、それとは逆に、もともと所有している物件を担保に、毎月一定額のお金を借り、満期時にまとめて返す、という仕組みです。詳しくはWikipediaとか見てください。

 Wikipedia リバースモーゲッジ

 

 たとえば自営業者でずっと国民年金を払ってなかった人なんかはわかりやすく便利です。受給年齢になって、働くのが辛くなっても、年金もらえません。幸い、貯めたお金で家と土地を買っていたので、家賃を払う必要はありませんが、それ以外にも生活費は必要です。かといって、家と土地を売ると住むところがなくなるので売りたくありません。なので、土地を担保にお金を借りて、生活費に充てよう、という感じです。

 

 まあ、そういうレアケースでなくても、年金に加えてプラスアルファの現金が入るこということで、生活に余裕が出ます。眠っているだけでお金を産まない土地がちょっとづつ現金になって、生活費として地域で使われることで、地域活性にもつながるのではないかと期待されています。

 

 でも、そんなことあるでしょうか。東京みたいに路線価が100万円超えてるようなところならともかく、地方の路線価が1万円のところとか、200坪持ってても、評価額はわずか660万です。単純計算ですが、掛け目70%で20年借りる場合、毎月2万円程度にしかなりません。それで地域活性になるでしょうか。農地だったらそれこそ値段つけられないし。


 リバースモーゲージ市場が4兆5千億あるとの試算も、いくら地方に活用されてない土地がたくさんあるからって、こんな規模になるでしょうか。もちろん、遊休資産の有効活用には大賛成です。ただ、このインフレが期待されている時代に、資産を現金化することのメリットは正直あまりよくわかりません。

 

 それよりも、この仕組を銀行とやるのではなく、親子間でやることで相続負担を減らせないかと思いました。親の住んでる土地に子供が根抵当をつけて、毎月一定額を貸します。親が死んだら、その時点で抵当を実行すれば、相続の財産から外せるんじゃないでしょうか。そんなことないかな。どうなんでしょう。もうちょっと調べてみたいと思います。