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それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

2012年AKBのシングル売上

CDの売り上げは時間で変化するので、揃えるために初動の売り上げをグラフにします。「真夏のSounds good!」が飛びぬけて売れているのがわかります。

 

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理由は、その時の主な特典を確認すればわかります。

 

(表) 主な特典一覧

初動売上枚数 タイトル 主な特典
128.7万枚 GIVE ME FIVE! 握手券
161.7万枚 真夏のSounds good! 握手券と総選挙投票用紙
118.2万枚 ギンガムチェック 握手券
112.9万枚 UZA 握手券とリクエスト投票券
107.3万枚 永遠プレッシャー (劇場盤のみ)握手券

 

総選挙の投票用紙が付いているのが売れているというのがわかります。

売れる要因として、

1. 選挙だから推しメンの順位を上げるために買い増す。

2. 普段買わないけど、選挙の時だけ買う。

の2種類のユーザによって買い増しが起こっているとみられます。このインパクトが50万枚。と推定できます。

毎回購入するユニークユーザがどの程度いるのか、このあたりの数値からいつか推定してみたいと思います。

 

ちなみに、前回のもうひとつの疑問「なぜ嵐のCDは握手券もないのに売れるのか」ですが、こちらは、音楽配信をやっていない、というのが一つの理由と思われます。

iTunesでもmoraでも配信がありません。他のアーティストも配信やめればCDの売り上げが上がるかというと、そういうことはなく、ネットで音源が流れてしまうからです。ところが、ジャニーズについては、そういうこともありません。ジャニーズ事務所がネットをパトロールしているから、というのももちろんですが、それだけではなく、ファンの中に「違法にアップロードしていると通報する」というファンがいることも理由の一つです。こういうユーザはほんの数人で構いません。彼女らは「海賊版が流れることで、自分のアーティストの収入がなくなり、出番が減ってしまう」という強烈な危機感によって動いているので、徹底的に取り締まりをやってくれます。これはジャニーズファン特有の文化といえます。ほかのアーティストのファンもこうであってくれたらいいのですが。

 

ところで海賊版だけではなく、Youtubeでフルコーラスが聞ける楽曲も増えてきました。

次回は動画配信とCDの売り上げの関係についてみていきたいと思います。