それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

PayPay「100億円あげちゃうキャンペーン」の獲得単価と、いつ終わるかを推定してみた。【追記あり】

Yahoo!JAPANとソフトバンクが始めた、リアル店舗サービスPayPayが話題です。

paypay.ne.jp

中でも、100億円をキャッシュバックするキャンペーンが大きく話題になっています。先日、対応店舗であるビックカメラに行ってきたのですが、PayPay決済列にプラカードが出ており、コミケみたいになっていました。

 

PayPayと「Yahoo!ウォレット」などはどう違うのか?

PayPayに登録して、チャージしようとすると、「Yahoo!マネー」に連携するように言われます。
Yahoo!ウォレットなら知ってますが、マネーはあまり馴染みがありません。
整理するとこんな感じです。

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Yahoo!JAPANが提供する決済サービスの名称が「Yahoo!ウォレット」で、これはクレジットカードや銀行預金支払い、Tポイントといったものに連結されています。その中に「Yahoo!マネー」という電子マネーサービスがある。という整理です。Yahoo!マネーはYahoo!ウォレットの一部なので、当然クレジットカードや銀行預金払いに対応しています。ほかにもヤフオク!の売上金受取なども可能です。

PayPayは実店舗決済と電子マネーを複合した新しいサービスで、Yahoo!JAPAN IDとは独立したものです。チャージする際に、Yahoo!マネーからチャージする、という形で連携がされるようになっています。それ以外に、一部のクレジットカードと直接連携をしたり、今後、銀行口座と連携して出金ができるようになることが計画されているようです。

Yahoo!マネーが電子マネーなのであれば、PayPayを新しく始めなくても、Yahoo!マネーにリアル店舗決済機能をつけたらよかったんじゃないか?とも思うのですが、そこはいろいろな事情があるのでしょう。

今回のキャンペーン

今回のキャンペーンを整理すると、こんな感じです。

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対象店舗で何を買っても2割引きになり、予算が100億円あるということで、普段なかなか割引にならない商品や、値段のする新作家電商品などをお買い得に買えるチャンスといえます。

一方、このキャンペーンの目的はもちろん、「ユーザ数を獲得すること」。
上述のとおり、PayPayは、全く新しいサービス。Yahoo!JAPAN IDと連携こそしていますが、ゼロからの集客となります。

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決済インフラとして広がるためには、ユーザ目線だと使える店舗が多いほうがいいですし、店舗から見ると、使うユーザが多くないと導入する気にならないです。そういうわけで、まずはユーザを増やし、その勢いで店舗も増やそうというのが目的だと思われます。

顧客獲得単価とは?

お客さんを集めるのが目的である以上、100億円で何人ぐらい集めたい、という目標があるはずです。
この、かけた金額を獲得できたユーザ数で割ったものを「顧客獲得単価」といいます。

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顧客獲得単価の計算式は上記の通りシンプルなものです。今回は予算が100億円なので、それで獲得できた人数で割ればいい、ということになります。(厳密には、宮川大輔さんへのギャラや、広告出稿、新規登録者に配る500円分の電子マネーなども含める必要がありますが、計算を簡単にするために省いています。)

PayPayの顧客獲得単価を見積もってみる。

PayPayにおいては下記の2つが重要なKPIと見ています。

  • 平均決済単価(A) 「1回あたり、いくらぐらい買い物をするのか」
  • 一人あたり平均決済回数(B) 「一人あたり、何回使ってくれるか」

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ビックカメラで10万円のiPadを一発で買う人もいれば、ファミリーマートで数百円の買い物を何度もする人もいるはずです。金額が大きいと割引のインパクトがありますが、本来的には日常的に反復して使ってほしいもののはず。なので、このAとBの両方が大事と思われます。

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さて、顧客獲得単価ですが、上記のKPIの流れが明らかになれば、簡単な計算式で、顧客獲得単価は割引率×決済金額とわかります。一人あたり10,000円を使い、それを2割引するなら、獲得単価は2,000円です。

割引率の期待値を計算する

期待値とは、確率×値の合計のことです。

サイコロの目を例に取ると、6面のサイコロの場合、出る目の期待値は3.5です。

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今回、会員の分布はこうなっています。

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全PayPayユーザの中にはソフトバンク・ワイモバイルの契約者もいれば、Yahoo!プレミアムの会員もいます。重複しているお客さんもいますが、その場合、有利なほうの条件が適用されるかと思います。

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各ユーザ属性ごとの割引率の期待値は上記のようになります。

さらに、それぞれのグループがどのぐらいいるか、ですが、いろいろシミュレーションしてみたのですが、ここの値を変化させても、結果にはそこまで大きな違いはありませんでした。

 

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あまり差が出なかったので、キャンペーン全体での割引率は24.6%引きぐらいと仮定して問題ないのではないかと思っています。

PayPayの顧客獲得単価の見込みはこのぐらい?

この24.6%と、一人あたり月額上限50,000円という条件を使って、ざっくり計算したのが次の表です。

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期間中、数百円で何回も買い物する人から、一撃で大きな金額を買い物する人までいますが、全体をならすと、獲得ユーザ数で50万人から80万人。獲得単価で12,000円から18,000円程度になるんじゃないかな?と思っているのですが、さて、どうなるでしょうか。(厳密には、宮川大輔さんへのギャラや、広告出稿、新規登録者に配る500円分の電子マネーなども含める必要がありますが、計算を簡単にするために省いています。2回目)

100億円はいつごろ無くなりそうか?

仮に、PayPayによる一日の消費金額が20億円とすると、それによるキャッシュバックに必要な金額は1日約5億円。100億円は20日ほどでなくなります。その場合、クリスマス頃にはすべて消費してしまうことになります。

一日の消費金額20億円、ですが、これはビックカメラの一日の売上高にほぼ匹敵します(ビックカメラ年間売上高8,400億÷365=23億)。ファミリーマートやH.I.Sなどでも使えることや、ボーナス商戦シーズンで通常よりも売上が大きい時期というのを考えても、一日20億は少し大きすぎる気がします。このことから、キャンペーンの年越しはかのうじゃないかな?と思います。

また、100%還元の当選についてはこの100億円とは別に予算が用意されているという話もあります。そこから考えると、もともとの終了期限である3月まで持つ可能性もあり、いま焦って不要不急なものを買ってしまうのはあんまりいいことではないかもしれません。

結果が公表されることはないかもしれませんが、100億円がどのぐらいのスピードで消えていくのかも含めて楽しみに見守りたいと思います。

【追記 12/13 22:15】予想、全然違ってました!!!!!

先程、発表があり、PayPayキャンペーン終了しました。
100億円を10日間で使い切ったそうです。
また、「全額当選」は共同開催、と書いてあるのでやはり予算は別だったんですね。

プレスリリース

と、いうことは、10日間で500億円の流通額。1日あたり50億円。でかい。。。。。

資産家が不慮の死を遂げた場合、妻や家政婦にはどれぐらいの遺産が入るか?

資産家が突然亡くなったとき、気になるのはやはりその遺産の行方です。

遺産相続にはいろんなルールがあります。すべてを紹介するのは難しいですが、法定相続を中心に、一体どういう配分になるのか?例を見ながら考えましょう。

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約18億7千万円の資産を持っていた人が亡くなったとします。この場合の資産とは、総資産から負債を引いた残りの金額になります。

そして、資産家には子がおらず、妻と二人だけ。両親もすでに亡くなっており、兄弟が6人いたとします。(兄弟のうち亡くなっている人がいる場合でも、その子に代襲相続される)また、資産家には結婚歴がありますが、そのときにも子供はできなかったものとします。

法定相続分

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この場合の法定相続分は妻が4分の3の13.5億円、兄弟姉妹は4分の1を6人で分けるので一人あたり24分の1の7,500万円となります。

家政婦に相続される分はありません。

遺言書がある場合

資産家が仮に「家政婦に4,000万円。残りはすべて妻に相続する」といった趣旨の遺言書を残していたとします。その場合の分割はこうなります。

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資産家が仮に「家政婦に4,000万円。残りはすべて妻に相続する」といった趣旨の遺言書を残していたとします。その場合の分割はこうなります。

「遺留分」というのは、遺言書で「誰かに全額相続させる」といった指示が書いてあったとしても、その一部を請求できる権利のことです。これは配偶者以外に、子や親に認められている権利ですが、残念ながら兄弟姉妹にはありません。したがって、配分としては、遺言書通りになります。

家政婦は身内ではありませんので、正確には「遺贈」を受けるという形になります。

相続欠格について

ところで、故人が持っていた資産を受け継ぐことができる「相続」ですが、実は、相続を受けられない場合、というのがあります。それが相続欠格です。

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相続欠格というのは次のような条件の時に発生します。

  • 故意に被相続人、先順位・同順位の相続人を死亡するに至らせ、または至らせようとしたために刑に処せられた者(民法891条1号)
  • 被相続人の殺害されたことを知って、これを告発せず、または告訴しなかった者(民法891条2号本文)※是非の弁別のない者の場合又は殺害者が自己の配偶者若しくは直系血族であった場合を除く
  • 詐欺・強迫により、被相続人が相続に関する遺言を作成・撤回・取消し・変更することを妨げた者(民法891条3号)
  • 詐欺・強迫により、被相続人に相続に関する遺言を作成・撤回・取消し・変更させた者(民法891条4号)
  • 相続に関する被相続人の遺言書について偽造・変造・破棄・隠匿した者(民法891条5号)

要は、対象となる人を殺害した人や、遺言書を書くように詐欺・強迫をしかけたり、遺言書を偽造したり、隠したりしたら、相続欠格の対象となり、相続する権利を失います。これを『相続欠格』といいます。

相続欠格の人がいると、どうなるか?

たとえば、妻と家政婦が結託して遺言書の内容を書き換えていることがわかった場合、その取り分はこう変化します。

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妻と家政婦は相続欠格となるので受け取れず、兄弟姉妹だけが法定相続人となります。各6分の1ずつ受け取ります。各人約3億円です。(欠格した人に代襲相続人がいない場合、基礎控除の額が変わります。)

この「相続欠格」ですが、欠格するのは欠格する理由を作った本人だけで、もしその人に子供がいる場合、相続の権利がその子供に引き継がれます。これを「代襲相続」といいます。

隠し子がいた場合

資産家は往々にして、家庭外に別の家庭を作っていることがあります。死後、実は外に子供がいて、認知もしていた、ということがわかることもあります。その場合、法定相続分はこのようになります。

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兄弟姉妹が受け取れる金額はなくなり、妻と子が遺産を半分ずつ分けることになります。(基礎控除額が変わるので約9億円です。)

 

さて、ポイントはこの場合の「子」は「胎児」でもOK、ということ!

 

上記の「相続欠格」になったとしても、それは当人だけで、子どもには相続の権利が引き継がれる「代襲相続」がある、という話をしました。

 

もし、妻のお腹に胎児がいて、夫の子と推定される条件が揃っていた場合、かりに妻に相続欠格事由があったとしても、胎児に相続が引き継がれます。

 

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さらに、この胎児が万一亡くなった場合、その子の持っている財産は、唯一の肉親である母親が相続することになり、、、、

 

このように、遺産相続においては、いろんなドラマが起こる可能性があります。さて、これからどんな事件が起こるんでしょうか。

 

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GMOの7nmマイニングマシン GMO miner B2 の収益性を考えてみた

2018年6月6日、GMOグループのZ.comさんが、新しいマイニングマシンを発表しました。それがGMO miner 2です。

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これは、ASICという半導体で、ビットコインをものすごく効率的に採掘できるものになります。これを電源とネットに繋いで放置しておくと、勝手にビットコインが振り込まれてくる、というものです。

 

今回のGMOさんのASICはかなり高い計算能力を持っており、ハッシュ関数の計算が1秒間に24テラ(24兆)回です。

 

現在、最もメジャーなビットコイン用ASICはAntminer S9というものです。それとの比較表を作ってみました。

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このように、GMOのマイニングマシンは、計算能力が高いものの、価格も高いです。ただし、1TH/sあたりの消費電力はAntminerに比べると省エネに仕上がっていると言えます。

いくらぐらい儲かるのか?

このマシンを導入したら、いくらぐらい儲かるのか計算してみました。

計算機 → Cryptcompareのページ

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電力は北陸電力の最安値レートで計算してみました。今日のレートで、月間に$153.56ドル  (約17,000円)の収益があるという試算になります。1台1,999USDですから、1年で元が取れる、という計算です。

果たしてこれで合ってるでしょうか?

収益性は毎日悪くなっていく 

ビットコインは、10分に1回、みんなで一斉に計算をして、一番速く計算することができた人が自動的にもらうことができます。

当然、参加する人が多くなればなるほど、自分がビットコインをもらえるチャンスは減ります。どのぐらいの人が参入しているのか?というとこんな感じ。

毎月10%以上の伸びで増えています。(下記グラフは概算です)

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ビットコインは10分毎に掘れる量が一定なので、「掘る人(ハッシュパワー)が増えるほど、収益が減る」という関係性になります。

なので、採掘量は上記のグラフとは反比例するわけです。毎月のように新しい採掘機が出荷されています。ここのところ、毎月4,200PH/sの量で増えています。それを元に、10月までの採掘量とそれ以降の採掘量の減少を予測して描いてみるとこんな感じ。

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 こんな感じで、採掘量は一番最初がピーク。その後はどんどん収益性が悪化していき、最終的には掘れば掘るだけ赤字になってしまいます。これは、国内最安の電気料金でシミュレーションしましたが、東京電力の通常プランで運営した場合、もっと悪くなります。東京電力の通常プランの場合、2−3ヶ月ほどで赤字になり、初期費用の回収すらおぼつかない状態です。

ポイントはビットコインの価格

上記のシミュレーションは、ビットコインの掘れ高を表しています。一方、実際にはビットコインの価格は日本円に対して常に変動しています。仮に月間6%づつ上がっていくと仮定すると、日本円換算した収益高はこうなります。

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最初は26,000円/月だったのが、採掘量が減るにつれどんどん下がっていくのですが、やがて逆転して、採掘量の減少よりもビットコインの値上がりが大きくなり、回収量が増えていきます。これはどういうことでしょうか?

実は、掘っているのはあくまでビットコインであって、日本円ではないので、ビットコインの資産価値の上昇を信じている人であれば、採算は十分に合うということなんです。もちろん、逆に、日本円に対してビットコインの値段が暴落する、というシナリオもあります。その場合、もちろん、大赤字です。それがビットコインのマイニング事業なんだと思います。

 

今回のマシンが対応しているアルゴリズムはSHA256のみ。説明会の質疑応答で『他のアルゴリズムにも対応していきたい』と意欲を示していましたが、対応する予定については詳しい発表はなし。あくまでAntminerの競合機種、という位置づけのようです。このあたりはASICだから、なのでしょうか。

GMOは『つるはしビジネス』の名手

僕は熊谷代表のことは天才経営者として尊敬しているのですが、GMOのビジネスは、僕から見ると常に『つるはしビジネス』でした。正確に言うと、つるはしビジネス以外のビジネスもやっているのですが、それらはすべて失敗しているイメージです。

つるはしビジネスとは簡単にいうとこんな感じのものです。

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ゴールドラッシュのときに儲けたのは、金を掘りに来た人につるはしやジーンズを売った人、と言われています。(いまいちエビデンスに乏しい説なのですが。)

GMOはこの「儲けようとする心につけ込んで商売をする」のを非常に得意にしています。

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プロバイダー、ドメイン、レンタルサーバ、ネット証券など、ネット上での金儲けにまつわることには何でもつっこみ、可能な限り上流を抑えに行くことにだけ知恵を絞ってきた会社、と言えます。

つるはしビジネスが成功するためには簡単な法則があります。

 

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基本はこの図です。

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買い手が儲かりすぎると、売り手は損をしています。

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このように、買った人がみんな損するようなものだと、その商品は長続きせずビジネスとして終わってしまいます。

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ちょうどいいのは、「買った人の一部が儲かるけど、みんなが儲かるわけじゃない」という状態です。

 

GMOはこの「一部の人が儲かるけど、それ以外の多数はあんまり儲からない道具」を売るのを得意にしているように思います。

熊谷代表は今回、マイニングビジネスに100億円の投資をしているそうです。かなり大きな投資であり、マイニングマシンの説明会に熊谷代表自身が出てきていることからも、その力の入れ具合がわかります。

 

ビットコインや仮想通貨に関しても同じで、それを掘ったり取引したりするよりも、掘る機械を作ったり、取引所を作ったりするのが「つるはしビジネス」になると思います。

 

マイニングマシンは常時業務用の掃除機みたいなすごい音がするので普通の家庭やオフィスには置けません。今後は「マイニングマシンを置くスペース貸し」みたいなビジネスも登場するかも。

 

さて、今回のGMOマイニングマシン。果たしてどのタイプの商品でしょうか?最初に買ったごく一部の人だけが儲かるような商品の気がするのですが、果たして。

ちなみに、第1回の購入締切は2018/6/11 18:00 です。 

 

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【全文・翻訳】トランプ大統領が金正恩にあてた会談中止のレター

2018年5月24日、北朝鮮が核施設を爆破・廃棄したまさにその日、アメリカは突然、北朝鮮に対して、6月12日に予定していた会談中止を申し入れるレターを提出しました。

ホワイトハウスにそのレターがアップされていたので、翻訳してみました。

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閣下
金正恩
国務委員会委員長
 朝鮮民主主義人民共和国
平壌

議長殿:

両者が長年求めており、ついにシンガポールで6月12日に開催されることになっていたサミットについて、貴重な時間と忍耐そして努力をしていただいたことに深く感謝いたします。

今回の会議は、北朝鮮から要請されたものではありましたが、そんなことは全く関係がありません。私はあなたに会うことをとても楽しみにしていました。

しかし、残念ながら、最近のあなたが示された声明には、非常に激しい怒りと敵意が示されています。この長期に渡って準備した会談を行う時期として、いまは適切ではないと感じています。したがって、両当事者の利益のために、世界にとっては損失となりますが、今回のシンガポールサミットは開催しないことを、この手紙において通知致します。貴殿は自国の核攻撃能力を主張しますが、私達の持つ核攻撃能力はより巨大で、強力です。それゆえ、使わねばならない事が決してないよう、神に祈ります。


私は、あなたとの間に、素晴らしい対話を構築できていると感じていました。究極的には、その対話こそが重要なのです。いつの日か、あなたにお会い出来ることをとても楽しみにしています。とりあえずのところは、あなたが人質を開放してくれ、彼らが今は家族のもとに帰ることが出来ていることについて、感謝をしたいと思います。それは本当に素晴らしい行動であり、非常に感謝しています。


もしあなたの気が変わり、この重要な会談を開催しようと思ったならば、何時でも電話か手紙を下さい。今回、世界にとって、とりわけ北朝鮮にとって、平和と繁栄の継続の機会と富を失う結果となってしまいました。このチャンスを逃したことは歴史上から見ても、本当に残念なことなのですから。

敬具

ドナルド・J・トランプ
アメリカ合衆国大統領

 


His Excellency

Kim Jong Un

Chairman of the State Affairs Commission of the Democratic People's Republic of Korea

Pyongyang


Dear Mr. Chairman:

We greatley appreciate your time, patience, and effort with respect to our recent negotiations and discussions relative to a summit long sought by both parties, which was scheduled to take place on June 12 in Singapore. We were informed that the meeting was requested by North Korea, but that to us is totally irrelevant. I was very much looking forward to being there with you. Sadly, based on the tremendous anger and open hostility displayed in your most recent statement, I feel itis innappropriate, at this time, to have this long-planned meeting. Therefore, please let this letter serve to represent that the Singapore summit, for the good of both parties, but to the detriment of the world, will not take place. You talk about your nuclear capabilities, but ours are so massive and powerful that I pray to God they will never have to be used.


I felt a wonderful dialogue was building up between you and me, and ulimately, it is only that dialogue that matters. Some day, I look very much forward to meeting you. In the meantime, I want to thank you for the release of the hostates who are now home with thier families. That was a beautiful gesture and was very much appreciate.

If you change your mind having to do with this most important summit, please do no hesitate to call or write. The world, and North Korea in paticular, has lost a great opportunity fo lasting pease and great prosperity and wealth. This missed opportunity is a truly sad moment in the history.

Sincerely yours
Donald J. TrumpPresicent of th United States of America

Letter to Chairman Kim Jong Un

 

多少怪しいところもありますが、間違っているところがあればぜひご指摘下さい。随時直します。

 

 

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日大アメリカンフットボール部が監督の責任を否認する代わりに払わされる代償とは?

昨日、日大アメリカンフットボール部が関学大との試合において起こしてしまった事件について、危機管理の教材として、どこがポイントで、何をすべきだったか?をまとめ、多くの反響をいただきました。

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そして、昨日の夜、日大側の記者会見があるというので、見てみたのですが、これが中々酷い内容でした。僕が前の記事で、「次に日大が出すべきメッセージはこれだ」と書いた内容はどれ一つとして守られておらず、火に油を注ぐだけじゃとても足りない状況になっています。

 

もはや、何をやっても無駄で、危機管理の教材にすらならないのですが、なんであんなひどい会見になったのか、分解してみたいと思います。フローチャートにする必要もないのですが、昨日とフォーマットをあわせて書いてみます。

 

なお、この記事は5月23日夜時点に書いていますので、「明日」というのは5月24日のことです。

 

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以上が、会見の顛末です。

関学側は一貫して「誠意ある回答」を求めてきました。今日の会見は、関学側が求める回答とは真逆の方向だったと思います。

 

会見中、内田氏は何度か「信じて頂けないと思いますが」と言いましたが、世間やマスコミを納得させる必要はまったくありません。記者会見をする必要もありません。ただ、被害にあった選手と関学側に対して、納得のいく説明をすれば、それでいいのです。

 

平成27年度、政府は私学助成金を95億円、日本大学に支払いました。これは私学で最高額だそうです。それが、平成28年、理事長の不祥事によって8億円減らされ、今年度はさらに、入学定員超過の罰により、さらに6億円減らされたそうです。助成金の財源はもちろん税金です。(https://facta.co.jp/article/201805040.html

 

この上、大学日本一に輝いた名門部活動でこんな対応をしていては、助成金をさらに減らされる可能性があります。コーチの辞職はもちろん、内田氏の理事辞任ではとうてい済まない問題になっているのです。

 

日大側があくまで非を認めないのは自由です。本当に、「怪我をさせよう」なんていうことは全く思っていなかったのかもしれません。しかし、その主張を続ける限り、関学側の理解を得られることは無いでしょう。なんといっても、あのビデオを見ても「選手が心配になった」の一言が出てこないのです。誠意ある回答とは程遠いです。

 

問題がさらに長引けば、助成金を返上する事態に発展する可能性も。日大は、非を認めない代わりに、想定以上の高い代償を支払われることになるかもしれません。

 

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日本大学アメリカンフットボール部はいつどのタイミングで謝ればよかったのか?

2018年5月6日に行われた、日本大学と関西学院大学のアメリカンフットボールの試合において、日本大学の選手が相手選手に危険な行為をし、それが故意であって、かつ、監督・コーチによる指示のもとに行われたのではないか?ということで話題です。

 

本日、その当該M選手(以下、この記事では単に「選手」と書きます)が会見を開き、監督・コーチから、相手のQBを負傷退場させるように圧力を受けていたことを告白し、相手選手に謝罪する。という会見が行われました。


今回、日本大学、及び同大学のアメリカンフットボール部は、相手への対応、及び広報対応を全面的に間違えていると思います。端的に言うと、嘘・ごまかし・逃亡で乗り切ろうとしているのですが、そのせいで、事柄がどんどん大きくなってしまいました。

 

メディアも他に大きな話題もないので、毎日執拗に取材し、追いかけています。

 

事件はまだ収束していないですが、 日本大学が初手からずっと対応を間違いこうなったことは間違いないので、「ダメージコントロール」の視点で事件の展開を追ってみたいと思います。

 

日大は、どこで引き返せなくなったのでしょうか?


(以下、5/21の日大選手の会見内容が全て真実であったとして話を進めます。図においては「選手」は反則行為を行った日大選手のことであり、監督・コーチは、それぞれ日大の監督・コーチのことを指します。)

 

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この段階で謝っていればそれで済んだ可能性が高いです。幸い、相手選手の怪我も選手生命に関わるようなものではなかったようですし。

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ここで謝らず、また、大学側がここで真相究明に真剣になっていれば、結果が違った可能性があります。

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監督辞任で済むか、第三者による調査委員会を入れるタイミングはこの辺だったんじゃないかなと。

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回答書の内容が逆に相手を怒らせ、選手をも怒らせるものだったので、監督辞任では済まなくなっています。

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選手のせいにした結果、された側はたまったものでないので、しっかり反撃に出ています。勇気ある行動だと思います。

ターニングポイントは5月15日

 

この日、日大側が選手に責任を押し付ける回答書を出し、息子が犯罪者にされることを恐れた父親が弁護士に相談します。そこから一気に陳述書の準備、相手への謝罪、大学側からの言質の確認、会見と進みます。(この弁護士さん、有能ですね。。)

 

5月15日の段階では被害届はまだ出ていませんでした。関学側は日大が自主的に謝罪し、真実を話すことを待っていたのでしょう。

 

日大側は、自ら監督の責任や大学の管理責任を認めることになり、刑事訴追の可能性が高まるので、辛い判断とはなるのですが、やはりここで正直に話すべきでした。

 

結局、危機管理に必要なのは

・ものすごく早い段階で、客観的かつ正しい真実をつかむ。

・監督や学校の権力の影響から自由な第三者による調査。

・内部監査、内部でのしっかりとした批判体制。

・相手のこと、自分のこと(部活動は教育の場であるということ)をしっかりと理解した前提にたってものを考えること。

・嘘やごまかしは必ずバレる、ということ。

ということじゃないでしょうか?

 

 

そして下記が、本日の選手による会見を受けての広報コメントです。

アメリカンフットボール部・M(原文は実名)選手の会見について
2018年5月22日
 本日、本学アメリカンフットボール部のM(原文は実名)選手が、関西学院大学フットボール部との定期戦でルール違反のタックルをし、相手選手にけがを負わせた件につきまして、心境を吐露する会見を行いました。厳しい状況にありながら、あえて会見を行われた気持ちを察するに、心痛む思いです。本学といたしまして、大変申し訳なく思います。

 会見全体において、監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでしたが、コーチから「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という言葉があったということは事実です。ただ、これは本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で、「最初のプレーから思い切って当たれ」という意味です。誤解を招いたとすれば、言葉足らずであったと心苦しく思います。

 また、M(原文は実名)選手が会見で話されたとおり、本人と監督は話す機会がほとんどない状況でありました。M(原文は実名)選手と監督・コーチとのコミュニケーションが不足していたことにつきまして、反省いたしております。

(日本大学広報部) 

 

いかに、客観的に事態が把握できていないのか?がよくわかります。

 

特に今回、会見の冒頭、選手の弁護士より、「実名・顔を出すのは謝罪のためであるが、報道にあたっては配慮をお願いしたい」という発言がありました。にも関わらず、反省文のタイトル・本文に本人の名前をバッチリ書いてくる無神経ぶり。

 

この先、どこまでも非を認めずに行くなら、もう裁判などで決着をつけるしかありません。そうなれば、こんな危険なクラブと試合してくれる相手はいません。所属選手もついてこないでしょう。現実的には廃部しか無いと思います。名門校であったとのことで、残念ですね。

 

日本大学側は5/24に回答書を出すと言っています。

これまでの対応が全て後手に回っていましたが、ここが最後のチャンスです。回答が下記のような要素を含んでいれば、日本大学側は幕引きを図れるかもしれません。

・日本大学の責任者(学長?)からの回答

・内田氏自身の関学側部員・スタッフおよび日本大学の部員、学生アメリカンフットボール関係者全てへの誠意ある謝罪

・5/6の試合に至る経緯と、指示の具体的な内容の説明

・5/15の回答書の撤回と、何故それを出してしまったかの説明

・5/21の広報文書の撤回と、何故それを出してしまったかの説明

・今後の相手選手及びタックルさせた選手への対応(直接謝罪や損害の賠償)

・アメリカンフットボール部の廃部と部員への謝罪

・法的な処分を素直に受ける覚悟の表明

 

変に防御姿勢を見せると逆効果です。もはや何をやっても「先手」を打つことにはなりませんが、今後求められそうな事をきちんと想定して、「言われる前にやる」ことが求められるんじゃないかと思います。

 

ちなみに、この日本大学の責任者が出てこないことに起因するダメージコントロールの失敗。最近他の事件でもありました。未成年への性的な嫌がらせで5人のメンバーが4人になったあの事件です。あれも初手がら対応を間違え、その後回復できなかったパターン。

 

それに習って、監督はもうお辞めになるようですし、今後の呼称は「内田メンバー」と呼んではいかがでしょうか?

 

5/24 続編書きました。

rick08.hatenablog.com

 

100円ショップCanDoのVRゴーグルが凄い

100円ショップのCandoに立ち寄ったときに、たまたま見つけました。

ダンボール製のVRゴーグル。お値段100円。

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いわゆる「ハコスコ」を強くイメージした製品ですね。

組み立ててみました。

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こんな感じ。ちゃんとレンズも入っています。iPhone7 Plusとかの大型の機種も取り付けることができます。
とはいえ、100円なので、それなりなんだろうなあ、と思って、いくつかコンテンツ見てみたんですが、これがとてもいいです!

 

www.youtube.com

ウォータースライダー的なやつ、とか。

YoutubeにがかなりたくさんVR動画の作品がアップされているので、それだけでも相当楽しめます。

この、CanDoの100円ゴーグルがVRの底辺を広げることは間違いありません。

 

最近、id:shi3z さんが「Google のVR180が凄いという」エントリーを書いてました。

shi3z.hateblo.jp

確かに180度にして、いろんな演出を普通にやってくれたほうがコンテンツとしてのクオリティあがるんですよねえ。作るのも効率的だろうし。

記事中に気になったフレーズが

「GoogleのVR180と書いたが、本当はDMMが何年も前から同様の技術を開発してコンテンツを作っている。これも非常にチャレンジングな分野で、様々な実験と発明が行われているのだが、長文日記のコンプライアンス上、紹介することが難しい。」

 

僕も「最近、DMMさんの新着にVRが多いなあ」と思って、調べてたんですよ。今年3月に。shi3zさんが、「コンプライアンス上難しい」とのことで、僕が調べた結果を公開しようかと思います。

こちらが、DMMさんのR18のトップページ。

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こんな風に、VR動画のジャンルができています。出来たの2016年半ば。PSVRが出るちょっと前です。

 

DMMさんにはWeb APIサービスがあります。

トップ - DMM Web APIサービス

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このように、本来は主に、アフィリエイトを構築するために使われるものです。

これを使うと、DMMさんのアダルト商品のデータを参照することが出来ます。

 
こちらが、商品検索APIのリファレンス。

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こんな感じで、商品情報のかなり詳細なところまで引っ張って来ることが出来ます。

 

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商品情報テーブルには「発売日」「ジャンル」などの情報も掲載されています。

そこで、ジャンルを「VR作品」に絞り、そのジャンルに登録されている全作品のデータを引っ張ってきました。

そして、発売日順に並べ、VRジャンルが出来てから、VR作品がどのぐらいリリースされたのかをグラフにしたのがこちら。

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なんと、すでに累計3,000本近くもあります!(2018年3月現在)

月200本以上という、ものすごいペースでVR作品が量産されているのがわかります。

 

そして、熱いのが、みなさんのレビュー!順を追ってみているとわかるのですが、初期の頃にみたユーザさんが「小人VR(被写体が遠すぎる)」「動きがわからない」など、厳しいレビューを突きつけていました。結果、ものすごいスピードで作品作りが進化していく過程が見て取れます。まさにユーザファースト。

 

最近の作品は、360度ではなく、後ろ半分近くに黒幕がかけられており、VR180と同じような感じになっています。でもそれで、十分なんですね。

 

それだけに、最近の作品は、没入感がすごいです。

 

橋本ありなさんが僕だけに話しかけ、鈴村あいりさんの顔がもうすぐそこまで迫り、RIONさんの神乳が手を伸ばせば触れられる距離に!自分の鼓動が必要以上に高鳴るのがわかります。心臓に悪いわ、これ。


と、いうわけで、キャンドゥーの100円VR ゴーグル、使えます。もちろん、本格的な専用のゴーグルとは比べ物にならないですが、VRの入門としてはとてもいいと思います。

 

ただし、注意事項が一つ。

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使っているときは、スマホが落ちないよう、『両手』で本体を支える必要があります。
おじさん、それじゃちょっと都合悪いんだけどな。なんとか固定する方法を考えないと。

 

それにしてもVR楽しいから、カメラ買おうかなあ。5月11日発売か。

 

チームラボの新しい施設、teamLab Borderless に一足早く行ってきました!

2018年初夏、お台場に新しいアート施設施設 "MORI Building Digital ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless" がオープンします。それに先立ち、館内プレスツアーがあり、許可を頂いたので潜入してきました。約50作品もあるうえに、まだ制作中のものも多いので、ごく一部だけをご紹介します。

どんな施設か?

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場所はお台場・パレットタウンにあります。観覧車の下、元、「東京レジャーランド」というゲームセンター&ボーリング場があったところです。

 

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10,000㎡の広さの空間に壁や鏡を張り巡らせ

 

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470台のプロジェクターを設置し、

 

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520台のPCでデジタルアートをリアルタイムに演算して展示する、すごいスケールの展示です。

 

過去に東京では、お台場のteamLab Planetsやヒカリエでの展示があったわけですが、いずれも一時的な施設でした。今回は、それを大幅に超える規模で、常設の展示となります。プロデュースは森ビルさんです。

ありえないデカさを『決められた順序無く』歩く

入口に入って、いきなり3方向に別れます。普通の美術館と違って、決められた順路というのはありません。

最初の部屋に入ると、体に蛹がまとわりつき、そこから蝶が生まれるそうです。
最初の部屋はまだ制作中でした。

その蝶が、花の咲く空間を飛び回ります。

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この花の森が迷路になっています。

で、この森にはいろんな季節の花が咲いています。あじさい(梅雨)やひまわり(夏)など。

これらの花はかならず同じ場所に咲くのではありません。
人が立ち止まると成長して咲き、歩くと散らされて散る、というインタラクティブなもの。

 

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その迷路の中には小部屋があるのですが、小部屋の中にはまた作品が。

そして、小部屋から出てくると、回りの草花が変化しています。
これは迷う。(迷った)

森の奥には巨大な滝のある空間があります。


これは、チームラボ得意の物理シミュレーションによって水流を再現した滝。一瞬として同じ瞬間はありません。この滝も何度かみたことありますが、こんなでかいのは初めて見た。

階段を上がって上の階へ

階段を上がって、上の階へ行きます。

階段の側面にも、アートが。これは、お客さんが上の階で書いた絵がそのまま投影されます。さらに、その花々は散っていくときに、花びらの軌跡によって、花自身も新たに線を描き残していきます。と、文字にすると、なんだかよくわからないかもしれませんが、同じ瞬間が二度と無いというのはとても儚くて、綺麗です。

全体は5つのゾーンに分かれている

全体としては5つのゾーンに分かれています。
・Borderless World
・TeamLab Athletics
・学ぶ!未来の遊園地
・ランプの森
・En Tea House

今回の新作盛りだくさんエリア TeamLab Athletics

ポヨンポヨン宇宙


Boing Boing Universe: Experimentation / ポヨンポヨン宇宙:実験中

人がいると、そこの重力が大きくなり、星くずが集まってきます。やがて恒星になったり、超新星爆発をしたり、ブラックホールになったりするそうです。

グラフィティネイチャー 山山と深い谷

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凸凹の激しい空間(高低差3メートルらしい)に、インタラクティブなアートが投影されます。めっちゃ楽しそう。

 

ちなみに、上は完成予想図。つまり、まだできていません。

現在はこんな感じ。

 

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制作中のところを見せてくれました。こんなふうにテストパターンを表示して作ってるんだ。

色取る鳥の群れの空中吊り棒渡り


Aerial Climbing through a Flock of Colored Birds: Experimentation / 色取る鳥の群れの空中吊り棒渡り:実験中

吊橋が無数に絡み合ってつながっており、誰かが進むことでその揺れが他の人にも伝わり、予測不可能な揺れをする、というものだそうです。

 

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こちらも実際には制作中。


光の立体ボルダリング


Three dimensional Light Bouldering Experimentation / 光の立体ボルダリング:実験中

空間内にあるたくさんのバーには、光の玉がついています。ここで光のバッヂが配られるのですが、それと同じ色に光っている玉を掴んで移動します。もちろん違う色の玉を掴んでもOK。光の色は常に変化するので、同じルートで通るものはない、ということ。

すっごい楽しそう!

こちらも制作中です。頑張って!

学ぶ!未来の遊園地

Sketch Aquarium


Sketch Aquarium

これは、何度も展示をされているおなじみの作品。子どもたちが書いた絵が、そのままプロジェクターに投射されて、水槽の中を泳ぐ、というものです。


裏返った世界の、つながる!巨大ブロックの街


Giant Connecting Block Town


駅のブロックを2つ、離れた位置に置くとそこを結ぶように線路が描かれ、列車が通ります。ヘリポートのブロックを置くと、ヘリコプターがやってきます。


ランプの森


Forest of Resonating Lamps - One Stroke

無数のランプがぶら下がっており、人との距離に応じて、光り方や色が変わります。

中に入ると、とにかく幻想的。宇宙の中にいるような気分になります。

En Tea House

この施設内で唯一の喫茶スペース

お茶が出てくると

 

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その中に花が咲き、

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飲むと

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消える。

という、「アートを飲む」体験ができます。

すべての作品がつながっている

約50もの作品が展示されているのですが、作品は部屋から出て移動しはじめ、他の部屋に行きます。で、作品同士は移動中、すれ違ったり、触れるとリアクションしたりしています。


これは象が歩いてくるところと、踊りを踊るうさぎやおじさんがすれ違っている所。

それぞれの作品が互いにコミュニケーションを取り「次、こっちの部屋が空きそうだよ」「じゃ、私行きます」といった具合に、空間の中を常に移動しているので、一瞬として同じ瞬間はないし、スタッフ側でも次の瞬間、どこになにがいるのかよくわからないということになってるそうです。なんかすごい。


身体性の認知が脳の発達に。

  物体同士の空間的な関係を理解し、記憶する能力である「空間認識能力」は、「言語能力」や「数学力」に匹敵するほど重要な能力で、これは特にクリエイティビティやイノベーションにおいて主要な役割を果たしているそうです。

 脳における「海馬」が空間認識能力に関わってるらしいのですが、マウスの実験によると、広く凸凹なところで育てたマウスでは、そうでないマウスに比べて脳の神経細胞が4万倍、海馬のサイズも15%増加していたそうです。海馬は記憶にも大きく関係があります。人間の教育はだんだん身体性を失ってきているので、あえて凸凹なところや、バランスの悪いところにいって、身体性を取り戻すことがとても重要になっている、とか。

 ポヨンポヨン宇宙や、その他のインスタレーションは、身体性を強く意識させる作品でした。

 【参考になりそうな論文1】
刺激の少ない環境が成体期マウスの空間認知や海馬におけるGAP-43およびシナプトフィジンの発現に及ぼす影響 (宮本 満, 杉岡 幸三, 荒川 高光, 三木 明徳)
【参考になりそうな論文2】


「境界がない(Borderless)』とはどういうことか?

これまで世界中で作品を発表し、その都度高い評価を得てきたteamLab。さらに現在は、常設展示も持っています。本拠地である東京に、これまでにない最大規模の常設施設を作るということで、ここでしか見れない作品を展示。力の入りようが違うなと感じました。

なかでも、違いを感じたのがBorderlessというテーマについて。

これまでの作品においても、


2次元と3次元の融合


生命は生命の力で生きている_チームラボ

自我と空間の融合


Floating in the Falling Universe of Flowers

など様々な作品でBorderlessを表現してきましたが、今回のteamLab Borderlessでは、それをすべてつなげてきた感じです。

・作品と作品の枠を取り払う

 普通、美術館で見る絵は枠の中に入っています。

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 並べられた2つの絵の間に関係を見出し、相互に作用させようとするのは、見ているものの頭の中だけであり、それはハイコンテクストな世界、オタクの世界と言ってもいいかも知れません。

 今回の展示では、額縁に関係なく、それぞれの作品の間を、別の作品が飛び回ります。

・重力からの自由

 いくつかの作品では、極めて高い没入感があるものがあります。平衡感覚や、自分の座標感覚を見失うように設計されています。
 VR技術は、ゴーグルを付けた地点をゼロとして、どのように重力や座標を表現するか、を追求してきましたが、そのまるで反対です。ゴーグル無しで、すごい没入感。人間の脳って、都合よく騙されるものだな、と思います。

 こういう体験をさせることをチームラボではBody Immersiveと呼んでいるそうです。

 このBody Immersiveを、既存のVRと比較してみるとこんな感じ。

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・外と内の境界を取り払う

 作品の中には、鏡が使われている作品があります。平衡感覚も座標感覚も失って、光の渦の中で作品の中を気持ちよく彷徨っていると、突然自分の姿が目の前に出てきて驚くことがあります。その瞬間、いま自分の意識が体の外と中の曖昧な領域にあったことに気づきます。
 他にも、巨大な波がひたすら生成される部屋があるんですが、そこにいると、時間も自分自身も何もかも良くわからなくなります。禅の境地にも似た、中と外がつながっている感じがします。

 普段の生活において、人は、自分が枠に囚われているのは当然で、境界があることを前提としながら生きています。

 この施設は、自分が枠に囚われていることに気付かされる、という意味で、単なるデジタルコンテンツではなく、アート作品なんだ、と思います。

注意事項

この夏、行こうという人のためにいくつか注意事項を

・物が落ちる服を着ない

中はめちゃくちゃ広いです。しかも、ほとんどが暗めの空間です。物を落としたら拾うのが絶対に大変。持ち物は預けるとしても、ポケットにものを入れないか、入れたとしても絶対に落ちないようにしたほうがいいです。

・なるべく平たい靴で

 段差が多い箇所もあり、また、場内かなり広いので、相当歩きます。ヒールはやめたほうがいいです。(平たい靴も貸してくれるみたいです)

・子どもを見失わない

 暗いし、順路が無く大人でも中で迷ってしまううえに、アート作品は常に動いていて、同じ瞬間がありません。興味深い何かを見つけて追いかけてしまうと、たちまちはぐれてしまいます。絶対に見失わないように常に襟首を掴んでおくか、諦めて、iPhoneをもたせて、はぐれたら「iPhoneを探す」とか?

オープン日も発表

今回のプレスツアーではこれまで「2018年初夏」としてきた、オープン日が発表されました!

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森ビル 杉山央さん

『都市にはヒト・モノ・カネ・情報が集まります。私たちは「都市の磁力」と呼んでいます。これを高めるためには、芸術や文化の進行が必要と考えています。森ビルはアークヒルズのサントリーホールや、六本木ヒルズに森美術館を開くなどして、東京の魅力を高めることをしてきました。
チームは3年ほど前に発足しました。これまでの既存の枠を超えて、全く新しい施設づくりができたと思っています。2020年の東京オリンピックに向けて、ここが新たなdestinationとして、世界中の人々をひきつけ、ここから新しい文化・芸術・アートを発信していけると信じています。』

 

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teamLab 猪子寿之さん

『ベースがある東京で、10年後、20年後、30年後を振り返った時に、世界からみてエポックメイキングになるようなそういう場所を作りたいと思っていました。
境界のないアート群からできています。自らの身体で探索し、時にはさまよい、あるものを発見していく場所。新しい発見を共に作っていくようなそういう場所になったらいいなと思っています。アートそのものが動き出し、部屋から出て、他のアートたちと自らコミュニケーションを取り、場合によっては混ざり合っていく。境界のない一つの世界になっています。プロジェクター群によって包みこまれていく空間が、美術館に限らず、いろんな空間の有り様を変えていくと思っています。この空間が最終的にどんなのものになっていくのか、それは僕にもよくわかりません。アート群によって他の人との関係を連続的なものにし、世界と自分との境界をなくしていく、そういう世界で、いろいろなものを見つけて欲しいと思います。』

 

オープンは2018年6月21日!
チケットの発売は2018年5月下旬とのことらしい。
超楽しみ。

 

 

 

西野さんの話はコンプライアンスというより、コーポレート・ガバナンスの問題だったのでは?

絵本作家の西野さんが、エボラブルアジアさんの子会社のCIOに就任して3日後に辞任されました。

簡単な経緯など。西野さんにコンプラ上の懸念??

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社外監査役の森田氏に、「コンプラ上の懸念」を指摘され、それに対して違和感を感じたので質問したところ、思うような回答が得られなかったので、やめることにした、ということだそうです。

西野さんに対して「コンプラ上の懸念がある」とするのは僕も違和感があります。コンプライアンスといえば「法令遵守」のことで、西野さんが違法行為を犯しそうであったり、反社会的勢力との付き合いがあるかのような見え方です。そんなことはないだろう、と。

一方、西野さんと言えば「スケジュールを仮押さえされると激怒する」という方です。

キングコング 西野 公式ブログ - 奴隷をやりたけりゃ、勝手にやってろ - Powered by LINE

西野さんがそういうスタンスで仕事をされることは一向にかまわないのですが、企業で役職を務めていただくにあたって、このスタンスはコンプライアンス上は問題なくても、ガバナンスとして、とてもやりにくい状態だろうな、と思います。

コーポレート・ガバナンスとは何か?

株式会社は利潤を上げるという目的を持っています。株主、役員、従業員等はそれぞれの責任において、会社の価値を上げるための努力をしなければなりません。しかし、会社にはトラブルはつきもの。トラブルを未然に防ぐため、あるいは、トラブルがあったときの責任の所在を明らかにするために必要なルールを整備することを「コーポレート・ガバナンス」といいます。

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会社は利潤を追求するものですが、その過程で違法なことや不正なことがあってはいけません。なので、コーポレート・ガバナンスには「コンプライアンス(法令遵守)」が必ず含まれます。

西野さんが会社のために良かれとおもってやったことが、マイナスになることもある

例えば、西野さんが会社のためにスゴイアイデアを思いついたとします。それを、一刻も早く伝えるために、ツイッターで発表したとします。しかし、実はそれが会社側が水面下で進めていたことと一部かぶっており、西野さんの発表により、すべてがぶち壊しになってしまった、とします。

その時、会社は、西野さんに対してどういう責任を求めることができるでしょうか?

事件の内容や損害の範囲、初動対応やその後の経過によって、色々変わってくるでしょう。

しかし、一つ確実に言えるのは、「重大発表については、こういうプロセスを通じて決定し、発表を行う。それ以外のものについてはすぐに否定する発表をする」といったルールが決められており、そのルールが公表されていて、なおかつその通り実行されれば、混乱は最小限に留めることができるはずです。また、正規のプロセスを経て発表しなかったことに対する責任も明らかにすることができます。これがコーポレート・ガバナンスの効いている状態、です。

コーポレート・ガバナンスを見直す必要はあった

西野さんぐらい影響力のある方だと、何かをプラスにするのと、同じぐらいの力でマイナスを生み出してしまうことも想定できます。仮に本人に悪意がなかったとしても。政治家や芸能人だけではなく、Youtuberなどもたまに炎上しますが、それも影響力のなせるわざです。

そういうことが予想されるなら、会社として、責任の所在や事後対応のプロセス、通常の指示命令系統といったものが必要なのは間違いありません。

今回、西野さんをCIOに任命した理由はよくわかりませんが、これまで会社になかったものを求めての依頼であったことは間違いなく、多少は会社のルールから逸脱するものも期待していたかもしれません。そうであればなおのこと、コーポレート・ガバナンスの観点から、ルールの再確認をしておくのは当たり前の話です。

会社のルールを守る「忠実義務」とは?

コーポレート・ガバナンスは、管理部門の仕事であり、内部監査の仕事であり、監査役の仕事です。今回、森田さんが、西野さんがCIOとして入ってくるにあたって、ガバナンスが気になったのは当然のことといえます。

一方で「コンプライアンス」は一般的には法令遵守と訳されますが、「コーポレート・コンプライアンス」として、いわゆる違法行為・不正行為だけではなく、「会社のルール」の違反まで含めて考える、といった見方もあります。

違法ではないが会社のルール違反とは、定められた手続きを省略した、とか、命令に従わなかった、というものです。

重要な役職の人に、「来週の火曜日か水曜日に重要な会議をする予定なので、スケジュールを仮押さえさせてください」と、伝えたら、「仮押さえは断る!決まったら教えてくれ!ただ、すでに他の用が入っていたらそちらを優先させてもらう」と言われてしまうのでは、会議が出来ません。

なので、常識的な範囲で調整する他に、取締役には「忠実義務」や「善管注意義務」というのが課せられています。取締役でない人でも、重要な役職についてもらうには、やはり自分の利益よりも会社の利益を優先するように忠実にしてもらいたいというのが通常のルールです。

森田さんの言葉は誰に向けたものだったのか?

しかし、会社のルールに合わないから、と人を拒むのでは変化を起こせません。むしろ、大胆な変化を起こすには、これまでのルールに合わない人を連れてくるべきです。ルールの方を変えればいいんです。

「スケジュールの仮押さえは許しません」という人を重要な役職につけるには、どういうルール変更をしたらいいのか?あんまり考えたくないですが、大変そうです。

 したがって、森田さんの上記発言は、西野さんに向けられたもの、というよりも、会社の取締役会&監査役に向けられた言葉のような気がします。

そもそも任命責任が。

さて、請願して重要な役職に来ていただいた方が3日で辞めてしまったことについて、コーポレート・ガバナンスに沿って、誰かに責任があったかを明確にする必要があります。そうでないと、また同じことが起こる可能性があるからです。

今回の場合は、誰が西野さんを推薦し、何を期待して依頼し、どういう過程を経て任命に至り、発表に至ったのか?というプロセスもはっきりする必要があります。
西野さんは迷惑をかけないためにも早く辞めた、と、おもっているかもしれませんが、早く辞めたことで、すでに誰かの責任問題になってしまいました。難しいところです。

通常、CXOと言われる役職は、それが商法上の取締役ではなくても、重要な役職であることに変わりありません。

重要な役職であるなら、事前に社外監査役が知らないまま任命されてしまうのは問題ではないでしょうか?

もしくは、会社側は「別に監査役に伝えるほどの重要なことでもない」と思っていた可能性があります。もしそういうことなのであれば、これは西野さんにとってはちょっと残念というか、まあ、そういうものだった、という話ですね。

任命責任等、コーポレート・ガバナンス上の問題を明らかにした、という点で、今回、ご両人はいい仕事をしたのではないでしょうか?

ALISのICO状況についてまとめました

ALISというサービスが、サービス開発資金をICO(Initial Coin Offering)で調達しようとしています。 日本ベースのサービスの大型ICOとして期待しているのですが、9月2日(金) AM 11:00からトークンセールが開始になりました。

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https://alismedia.jp/ja/index.html

ICOとは何か?

今回については、仮想通貨の仕組みを使って、資金を調達するものです。この時点ではまだ資金を調達しているだけなので、会社の売上や儲けになるわけではありません。

今回、ALISさんは、彼らがやろうとしているALISという新しいサービスの開発費をICOによって調達しようとしています。

ALISとは何か?

ALISさんのページのホワイトペーパーを読んで下さい!
ざっくりいうと、評価が目に見える「はてな」みたいなものです。

現在の調達は2.5億円。ただし、最初の30分でその半分を調達。

開始から約32時間経過していますが、ここまでで、6,100 ETH(イーサリアム)、約2億4千万円を調達しています。

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実は、その半分の3,300ETH(約1.3億円)は最初の30分で調達したものです。グラフを見ると、その後、急速にスピードが緩くなっているのがわかります。

この先どうなるのか?

売出しは9月29日まで続きます。実は一週間ごとに値段が高くなっていく(早く買うとオトク)という設定になっています。

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で、目標としている最高調達金額は125,000ETH(約49億円)です。

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逆に、最低調達金額は11,666 ETH(約4億5千万円)となっています。この調達金額に達成しなかった場合、トークンセールは不成立だったものとして、これまで払い込まれたものは全て払い戻されます。

ここまでに集まっているのは約6,100ETHなので、まだ最低調達金額の半分程度です。

ここはぜひ成立させてほしいなあ、と思うのですが、どうでしょうか。

 

※ ETH(イーサリアム)と、日本円のレートは 1 ETH = 39,000円として計算しています。

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