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それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

ambie が本当に音漏れしないか試してみた

2017年2月に発売され、いきなり品薄になって話題になったイヤフォンがあります。

それがambie です。(画像はambieさんのサイトから)

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こんな風に耳の外縁に取り付ける形、ちょうどアクセサリーの「イヤーカフ」のようなスタイルのイヤフォンです。

見たところ、普通にイヤフォン付けてるだけのように見えます。

ところが、これ、すごい秘密があって、「外の音は聞こえてるのに、他人には聞こえない」のです。

 

よく見ると、先端は耳の穴に入ってないですよね?これだと、すごく音漏れしそうです。でも、音漏れしない、と。しかも、耳の穴を塞いでいないので、周囲の音も聞こえるし、人と会話もできる、というのです。

 

そんなバカな。ちょっとぐらいシャカシャカ聞こえるだろ、と。

確かめてみたいと思っていたところ、ちょうどambieさんのオフィスにお邪魔する機会があったので、実際に、装着させてもらいました。

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試してみたのはこれ。「Stamp Orange」という名前の色だそうです。朱肉のオレンジ?変な名前。

で、手にとってわかったのですが、これ、構造がこんな風になってます。

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パーン、と縦半分に割ったところの想像図。細長い管が一方向に伸びており、これがどうも指向性をすごく高めているようです。装着すると、この音の出口の向いている先がビタッと耳の穴を指します。

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実際に試してみたところ、こんな感じ。左側のが装着している僕。右側の人はヘッドフォンも何もしてない裸耳の状態ですが、僕が聞いている音楽は彼には全く聞こえていません。

 

どのぐらい近づくと「音漏れ」がするのか、近づいてみました。

 

 

 

 

 

このぐらいまで。

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ここまで近づくと『シャカシャカ』は聞こえるそうです。何の曲を聞いているのかは分からないとのこと。でもなんで、ふたりともこんな恍惚とした表情してるんでしょうか。

 

そこで、iPhoneで音量をMAXにしてみたところ、さすがに、音が漏れます。1メートルぐらい離れていても、シャカシャカ音が聞こえました。でも、音量MAXだとうるさすぎて着けてる本人が辛いです。あと、自分で話した声が自分で全く聞こえないので、すごく大きな声で話すようになります。

 

実際に試してみて、すごく不思議な感じでした。本当に、自分だけにBGMがそっと流されている感じ。逆に、周りの音はまったく違和感なく、普通に聞こえてきます。話しかけられたりしても、その声が小さく聞こえる、といったことはありません。全く普通。

 

ただ、当然ですが、音質を極め、繊細な音色を楽しむものではありません。あくまでBGM。環境音とごっちゃに音楽が流れてきます。でも、喫茶店で、「低音が〜」とか「音場が〜」とか言わないですよね。音楽が流れてるとテンションが上がる、集中できる。そんな人には結構いいんじゃないかと思いました。

 

ちなみに僕はこの白いMy Heart Whiteや水色のPop Skyがいいかなと思ったのですが、人気の色はAsphalt Blackだそうです。へー。

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http://chalievice.com/items/311

まあ、周りの人に聞こえないけど、周りの音はちゃんと聞こえる、というのはいいですね。

僕は普段Wirelessだったり、音質のいいやつを使ってるのですが、こういうのはプレゼントとかでもらうと嬉しいかもなあと思いました。

「インフルエンザ」と「花粉症」の関係とか

今年のインフルエンザのシーズンがようやく終わりに近づいてきました。

ここ数日、周りではまたちょっとインフルエンザに罹患したり、12月に「A型にかかって、いままたB型にかかった」みたいにダブルでかかってる人もいるみたいで、お気の毒です。

で、「インフルエンザ」と「花粉症」の検索ボリュームの変化が結構面白いです。

きれいに、インフルエンザがピークアウトすると、花粉症のシーズンがやってきます。

同じようなデータがもう一個。

 

 「ハロウィン」→「クリスマス」→「正月」のコンボですね。いずれも終わりが断崖で落ち込むのが面白いです。このあたりはインフルエンザみたいな自然現象ではなく、人工的な季節イベントの特徴ですね。

ちなみに、「ハロウィン」と「クリスマス」では、圧倒的にクリスマスのほうが検索ボリュームは大きいです。やはり、年間最大の季節イベントといえばクリスマスということでしょうか。

もう一つの季節イベント「バレンタイン」と「ハロウィン」はどっちが大きいでしょうか。

こんな感じで、ほぼ同じ高さなのですが、「ハロウィン」が「バレンタイン」を上回っていることは間違いなさそうです。とくに2015年は決定的でしたね。

と、いうことで、もう季節の移ろいを検索で知る世の中になりましたよ、というお話でした。


乃木坂46 『インフルエンサー』

「食神さまの不思議なレストラン展」に行ってきました

食をテーマにしたデジタルアート展「食神さまの不思議なレストラン展」に行ってきました。

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4歳児って「無駄に悪そうな顔」がマイブームになる時が有りますよね。中二病ならぬ、年中病?

 

ビル1棟まるごとが展示スペースとなっており、何種類かのデジタルアートが展示されています。中に入り込んでいく体験型の展示です。

動画が分かりやすいです。

食神様の不思議なレストラン展 四季の部屋

広い部屋にいくつもスクリーンが吊るされており、そこに四季折々の風景が投影されています。

 


食神様の不思議なレストラン展  光る提灯

映像はインタラクティブになっており、手で触れると反応します。

最近こういうタイプの展示多いですよね。はじめてみたのはTeam Labの作品でしたが。XBOXのKinectが世界を変えましたね。(当展示に使われているのがKinectかどうかは知りません)

 


食神さまの不思議なレストラン展 お米のインスタレーション

割と気に行ったのがこの展示。大きなお椀にお米がいっぱい入っています。

手でお米を触ると、それに応じて等高線が変化します。これは本当に楽しくて、ここで遊んでる人が一番多かったように思います。光のモードにもいろいろあり、これは等高線ですが、他にも砂漠のようなモードや、高いところから低いところに向かって光の粒が流れるモードもありました。お米の感触も気持ちよく、飽きずにずっと楽しめます。

 

食をテーマにしている展示だけあって、やっぱりお腹がすきます。

最上階にはレストランスペースがあります。

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入場した人にもれなく1個ふるまわれるのが、このお稲荷さん。

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めちゃくちゃうまかったです。こんな美味しいお稲荷さん食べたこと無い。

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お稲荷さん以外にもだし巻きとか稲庭うどんとかあります。値段はちょっと高め。

お米の展示があるぐらいなので、日本酒もありました。平日夜とかにふらっと行っても、小一時間は楽しく過ごせそうな感じ。

 

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ちなみに、映像に出てくるキャラクターの声は乃木坂の松村さん、若月さんが務めているそうです。僕が行った日は若月さんでした。イメージソングはAimerさん。Aimerさんにしてはダークすぎない曲調でした。

 

入場料2,000円。子ども(3歳以上)は1,000円。こどもと二人で行くと3,000円なので、もう一回は行かないかなあ。大人同士でいくと、最上階の飲食でそこそこ使ってしまいそうな気がします。もうちょっと飲食安くできなかったのかなあ。展示部分は満足だけにそこが残念でした。

5月21日までやっているようです。

tabegamisama.com

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誰だよ。アートで谷間作ったやつは。不謹慎な!

 

(宣伝やご招待とかではなく、普通に行ってます)

『人をダメにするカフェ』に行ったら、そこにはスタンド使いがあふれていた件について。何を言ってるか(略

今回は図解はありません。


湯河原に『人をダメにする温泉カフェ』ができたそうです。呼んでいただいたので、行ってきました。

nlab.itmedia.co.jp

 

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エントランス。お稲荷さんの鳥居風です。

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カフェの入口

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Yogiboさんの「人をダメにするクッション」というのが置いてあります。使ってみたんですが、これ、たしかにすごく良いですね。1つ30,000円。クッションとしては高いですが、ソファーとして考えたらちょうどいい値段感かと。

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子どもは大喜びです。大人はすぐに寝ます。

カフェのメニュー

Gensen Cafeというのですが、『源泉』と『厳選』をかけてるんですね。このカフェのオーナーの千葉さんは、前職で日本中の美味しいものや名産物を探すお仕事をされていただけあって、本当に厳選されたこだわりの味を楽しむことができます。

 

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地元の野菜を使ったサラダ。シンプルなオリーブオイルとビネガーのドレッシングが超うまかったです。

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あと、気に入ったのはこの唐揚げ。塊がでかいです。握りこぶし大。でもすごくジューシーで、かつ濃い味。風呂に入って、ビールを飲みながらこれをつまんだら、本当に最高だったでしょう。車だったので飲めなかったのが残念。

 

この日来ていた、他の方々の料理の写真が素敵過ぎるので、御覧ください。

www.instagram.com

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ブロガーが集まるとどうなるか?

プレスデーで、取材の方が沢山来ていらっしゃいました。
お風呂ではこんな撮影も。この方はお風呂に入りながら仕事をしているそうです。

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この日は、メディアの人だけではなく、影響力のあるインフルエンサー、ツイッター、ブロガーの方々も集結していたそうです。「あの人、ツイッターのフォロワー22万人いるらしいよ」とか、「◯◯というブログを書いてるんです」「あー!知ってます!見たことあります!」みたいなやりとりとか、お互いのアイコンを見てお互いを認識する、みたいなのが、そこここで繰り広げられていました。

 

ブロガーの方で顔出しされてない方って結構いらっしゃるんですかね。でも、まあ、みためは普通のおっさんだったりするわけです。っで、ブログの名前や、アイコンを見た途端に、お互いに相手を認識して、あー!っとなる、と。これなんかに似てるなあ、と思ったら、完全にあれでした。ジョジョのスタンド。何者だろうと思っていたら、すごいスタンドを出して、ちょっと身構える、みたいなあれです。

 

ブロガーとか、ツイッターだと、個人の実力がそのままメディアの実力なので、「背中に背負っている」というより、「スタンドを前に出している」みたいな感じがするんじゃないか?と。

 

近所のコンビニで働いてる若い兄ちゃんが、なんかモサーっとしてるんだけど、まあ、顔合わす機会多いし、頑張ってバイトしてるんだなあ、と思ってたら、ある時、名札に書いてある名前と、コンビニが入っているビル名に関係があるのがわかり、さらに、オーナーの名札にも同じ苗字が書いてあって、「なんだこいつ。このビルのオーナーの息子なのかよ!でも、『草野』と『グラスフィールドビル』は分かるような分からないような微妙なかんじだろ!」と思いつつ、次からなんとなく、その兄ちゃんに「今日寒いですね」と微妙に敬語で挨拶したりなんかしたりしちゃう、みたいなのに似てます。あれもスタンドです。

 

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ここに座っている方々がまあ、みんなそんな感じだったわけです。顔は隠しますけど。

 

と、いうわけで、ここ数日で #gensencafe  でSNSに投稿している人は、すごいインフルエンサー、かもしれません。ちょっと気にしてみてください。

 

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河津桜も綺麗でした。

46億減資したロコンドさんが上場承認したので見てみた

ロコンドさんが東京証券取引所に株式上場されることになりました。

www.jpx.co.jp

早速、Iの部が出てたので見てみました。

売上は3パターン

ロコンドさんはECサービスを提供している会社ですが、自社サイトで靴やファッションを売っている会社かと思いきや、実はそれは表面上の話で、実際には3つの形で事業を展開しているそうです。

簡単にまとめるとこんな感じ。 

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locondo.jpで販売しているのは、「ECサービス」事業。これも、ブランドから委託を受けて売っているのと、買い取って売っているのに別れている模様。そして、ブランドの方が自分で販売をできるプラットフォーム事業があるようです。それぞれ、売上の計上方法が異なります。

直前期の業績は赤字

売上・当期利益はこんな感じです。

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直前期(2016年2月期)は売上高22億円、当期利益は2億円の赤字。ただ、申請期(2017年2月期)については、第3四半期まで終了していて売上が20億、利益は2億8千万円と、黒字転換しています。

売上の中身を見てみる

さて、気になるのが売上の中身です。受託型の場合、手数料売上だけが売上として計上されます。例えてみるとこんな感じ。

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1万5千円の靴が売れた場合に、その売上に応じた比率の受託手数料を受け取ります。この時の手数料部分だけがロコンドの売上高として認識されます。

手数料を計算してみる

じゃあ、この手数料は売上の何%なのでしょうか?ちょっと計算してみたいと思います。

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商品取扱高(返品済み)は46億円。これに対するロコンドの売上は19億8,300万円です。ただし、この中には受託と買取の両方が含まれています。

その比率はいくらでしょうか?それも公開されています。

こんな感じ。

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88%が受託です。これで割り戻すと、全体の取引高に占める、受託売上の金額がわかります。

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こんな感じ。上代の35%を手数料として取っているのではないかと推測されます。

プラットフォーム事業の手数料は?

こちらはそのものズバリが書いてあります。単純に手数料を取扱高で割ります。

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こちらは低いようです。13%。受託モデルとプラットフォームモデルでは、ブランド側、ロコンド側の作業ボリュームがぜんぜん違うでしょう。

気になるのは資本金の動き

さて、気になるのは資本金の動きです。

第2期から第6期までの当期純損失を合計すると、34億6千万になります。デカい。

こんだけのお金を溶かしているので、資本政策をどうやっていたのかとても気になります。

調べてみたところ、非常に頻繁に動いていました。

こんな感じ。

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わかっている2012年4月以降の4年間だけでも、実に増資を7回、原資を4回やっています。経営者、CFOの方はほぼこれしかやってなかったんじゃないでしょうか?相当忙しいスケジュールです。激しく動いて、いまは資本金1億円のようです。

累損を大きいまま残しておくのではなく、減資して処分したうえで、一刻も早く利益剰余金を産んで、納税しよう、ということでしょうか。

ロコンドさんからは靴を1回買ったことがあるだけですが、これからに期待したいと思います。

 

HoloLensの使い方を考えてみた

図解はありません。

UEI清水社長のところにお邪魔して、Microsoft HoloLensを試させてもらいました。

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Microsoft HoloLens | オフィシャル サイト

HoloLensというのは、簡単に言うと、コンピューター付きメガネ、です。
周囲の状況を認識して、例えば、壁にスクリーンを出したり、空間に3Dのオブジェクトを表示したりすることができます。

 

VRといえば、htc Viveなどがありますが、あれが視野を全部覆うのが基本なのにたいして、HoloLensはメガネの一部分に映像が表示されるという点が違います。

 

じゃあ、没入感が全然違うのか?というと、そんなことはまったくなくて、違う世界に踏み込んだ感がすごくあります。

 

その独特の没入感がどんな感じかというのは、公式の動画より、一般の人が上げてるこっちのほうがわかりやすいので、御覧ください。

www.youtube.com

 

で、体験してみて、これを何に使えばいいのかを考えてみました。

教育・学習

実際に幾つかのキャラクターを3Dでモデリングして空中に浮かべているのをいろんな角度から見てみたのですが、ディスプレイで見るのとは違ったリアリティがあります。
恐竜の3Dモデルとか、太陽系とか、そういうのは結構いいなあと思います。歴史とか地理とかの教材にも良いかも。

旅行

先週、Googleのリアルタイム翻訳が話題になりました。

jp.techcrunch.com

文字をカメラで読み取って自動的に翻訳して置き換えるという機能です。HoloLensで一番期待したいアプリはこれです。タイとか、アラビア語圏とか、馴染みのない文字が多い国に行くときには多分超便利なはず。

観光地で3Dキャラのガイドを購入してガイドしてもらうのもいいですね。「にじいろジーン」のジーンちゃんみたいなのが案内してくれる、みたいな。ガイドキャラが人間サイズだと、ちょっと挙動怪しい人になりそう。イルカは勘弁。

小売業

例えば図書館や本屋さんに行って、本棚の本を読み取って、それを空中でタッチするとぱっとひらいて、立ち読みすることができ、そのままKindleに放り込む、みたいなことが出来るようになるといいなあと思います。


「リアルな本屋ならそこにある本を手に取ればいいじゃないか!」というご意見もあるかと思いますが、数が限られている本なら、デジタル立ち読み&購入は有効なはず。そもそもその本を自分が持ってるかどうか確認したりとかもできます。あと、せどりしてる人向けにそういうアプリができるかも。

 

そもそも、リアルな本屋・図書館にはいまだに「偶然の出会い」の素晴らしさが残っていて、それはAmazonでもまだ追いついてない部分だと思っています。そのリアル本屋の良さと、デジタルの利便性をHololensがうまくつないでくれるんじゃないか?と。

 

本だけじゃなく、野菜だったらそれを使った料理のレシピを出したり、普段から良く買うものなら、前回いくらで買ったかを表示したり、薬だと成分表を読み取ってくれたり、みたいな機能があってもいいかも。

演劇・ダンスなど

演劇・ダンスといったパフォーミング・アーツをテレビや映像ソフトで見たことがある人はいるでしょうか?どんな素晴らしい作品でも、画面を通すと、なぜかその良さが全く伝わってきません。


映画や音楽と違って、ソフト販売があまり期待できないので、パフォーミング・アーツにとって売上の上限はたいていキャパシティ×単価で決まってしまいます。

 

なぜ、演劇をソフト化したら伝わらないのか?を考えたことがあるのですが、その理由は、「視点」の問題なのではないか?と推測しています。舞台を観に行くと、自分は舞台上の好きなところを観ているわけですが、映像ソフトになると視点が固定化されてしまいます。それが舞台作品への没入感を著しく損ねてるのではないか?と。


「圧倒的なリアリティの違いは、目の前に生身の俳優がいるかどうかの違いだ」という人もいますが、僕はそうでないと思っています。生身が必要なら、初音ミクのライブイベントがあんなに盛り上がるはずがありません。

 

なので、このHoloLensを使えば、もしかすると史上初めて、ライブの臨場感を持ったパフォーミング・アーツの映像作品が作れるかもしれません。

スポーツ

野球もサッカーも、生で観たら選手の名前を一発でほとんど覚えてしまった。という経験はないでしょうか?僕はあります。これも演劇・ダンスのところで説明した「視点」の問題じゃないかなと。テレビだと自分が見たい選手だけを追ってくれる、ということはないので。

あと、アメフトだったらラインを表示したり、野球だったら、スタジアムで観戦しながらも打率とかの数字情報を出したり、打球の放物線を描いたりできます。F1だったらドライバーの名前とタイムを車の上部に出したりとか。スポーツ観戦がちょっと変わるかもしれません。

課題

そんな感じで期待できるHoloLensですが、現在のままではもちろん普及は難しいです。そもそも一般に向けて販売されているものではないですが。

 

普及品を作るならもっと重さが軽くなる必要がありますし、バッテリー駆動の時間も伸ばさないと旅行や球場で使えません。デザインももっと洗練されないと外で使うのはちょっと。。。

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でも、ここには未来があります。未来がこうなるのは明らかです。キラーアプリケーションを作ろうという人はいまから準備したほうがいいですね。多分。

ナポレオン・ヒルって詐欺師だったの?

 図解はありません。

 読書をしようと思って、Kindle Unlimitedを物色していたら「思考は現実化する(ナポレオン・ヒル)」が掲載されていて、そういえば、有名な本だけど読んだことなかったなと思って、そもそもどういう人だったんだろうと、Wikipediaを見てみたわけです。

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なるほど、世界的に有名な著者なのか、と。で、代表作がこの「思考を現実化する」だ、と。ふむふむ。読む意味ありそうだな、と。

ただ、アメリカの人なので、一応英語版のwikipediaを見てみたんです。そしたら、なんか、ちょっと違う感じです。

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「詐欺師と疑われている人物」「証拠はほとんど無い」と、日本語版とは全然違う内容です。彼のストーリーでもっとも重要な「アンドリュー・カーネギーから頼まれて20年間無償で調べた」っていうのも、カーネギーの死後に彼が言ってるだけのこと、と書いてあります。なにそれ。

 

この日英のwikipediaの記述の違いはなんなのでしょうか。 

日本語版の編集履歴を見るとこんな感じ。

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このMOD-jawikiという人がこの項目を作り、この人を立派に見せるさまざな文章を書き、著書やセミナープログラムの宣伝をして、それを他の人が必死に消している、という展開になっていました。まあ、もう10年以上前の話ですが。

 

結局、アメリカのそれっぽいひとを連れてきて、日本でビジネスにした人がいる、という話なんでしょうか?

 

とは言っても、ベストセラーになるにはなにかの理由があるはずで、自己啓発の走り、みたいなところにも何かあるんじゃないかと思ってるんですが、結局、この本、読んだほうがいいでしょうか。それとも時間の無駄なんでしょうか。

紫舟さんのところで書き初めしてきました

書家の紫舟さんのアトリエで書き初め会があったので行ってきました。

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こんな感じ。

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超デカイ和紙に書きます。

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僕は今年の目標を書きました。すごい下手ですね。

アトリエには、面白いものがありました。3Dの文字です。

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正面から見ると、文字ですが、

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横から見ると、3Dなのが分かります。

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これも

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横から見るとこんな感じ。書いた文字を3Dモデリングして、3Dプリンタで印刷してる感じでしょうか。

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こんな感じのスタンドアートも。ちょっと欲しい。

『すごい豆まき』を今年もやるみたいですよ

毎年、節分に「すごい豆まき」というイベントがあります。500人ぐらいが集まって、一人あたり1キロとか2キロの豆を投げるという神イベントです。

www.youtube.com

今年も開催の案内がきました。WEBを見てたのですが、ディレクトリ名が年号だったので、ちょっと過去のイベントがどうだったか改めて確認してみました。

すごい豆まき 2012
http://mamemaki.jp/2012/


豆 1トン

会場:東京タワー 1階 ホールA

【初めての一般告知をして集めたイベント。テレビも取材に来たみたいです。】

主催の小澤さんの体験記

すごい豆まき2012をやってみた - 小澤職場・現場体験記

すごい豆まき 2013
http://mamemaki.jp/2013/


豆 1.5トン

会場:東京タワー 1階 ホールA

【前年から豆の量が1.5倍に。】

すごい豆まき 2014
http://mamemaki.jp/2014/


豆:1.5トン

会場:東京タワースタジオ(スターライズタワー)

出演:でんぱ組.inc など

企業スポンサー:株式会社スタートトゥデイ  株式会社DMM.com

【この年からタレントやスポンサーがきてよりイベントらしく。】

すごい豆まき 2015
http://mamemaki.jp/2015/


豆:3トン

出演:虹のコンキスタドール など

会場:東京タワースタジオ(スターライズタワー)

豆スポンサー:DMM.com 飲食店スポンサー:awabar

【豆が一気に倍の3トンに。】

すごい豆まき 2016
http://mamemaki.jp/2016/


豆:4トン

出演:虹のコンキスタドール、恵比寿マスカッツなど

会場:品川ステラボール

豆4トンのご提供:株式会社DMM.com

【動画を見ると、恵比寿マスカッツのメンバーの方々に豆を投げまくってます。】

マイナビニュースさんによるレポート。これを見るとどんなイベントかよくわかります。

節分で大人が本気だすとこうなる! 「すごい豆まき2016」に行ってきた | マイナビニュース

すごい豆まき 2017
http://mamemaki.jp/2017/

豆:4トン

会場:東京タワースタジオ(スターライズタワー)

 【詳細はまだ明かされていません。】

 

なにがすごいって、第1回から毎回、「個人スポンサー」が30人以上ついてること。


「すごい豆まき2016」スポンサー鬼

個人スポンサーは10万円なのですが、それだけ払っても十分楽しいイベント、ということです。豆ぶつけられるの、結構痛いんですが。

すでにチケットの発売始まってます。毎回すぐに売り切れるみたいなので、気になる方はお早めに。

すごい豆まき2017 | Peatix

  

イベント関連の記事

rick08.hatenablog.com

 

急成長している中国のネットショップの日本と同じところ、違うところ

図解はありません。

NHKスペシャルで「巨龍中国 14億人の消費革命 ~爆発的拡大!ネット通販~」という番組がありました。

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実は、中国のEC化率(物販)は12.4%と、米国の6.4%のほぼ倍、日本の4.75%よりも格段に大きな割合となっています。実に60兆円(2015年)もの売上があります。

そんな中、卸売商品市場のある義烏近くにある、小さな村に、ECサイトを出店する事業者が大量に集まってきており、そこを取材したのが上記の番組です。

これを見ながら、「日本と同じだなあ」とか、「日本と全然違うなあ」というところがあったので、感想をまとめたいと思います。

日本と同じだなあと思ったところ

  • 割りとアナログと馬力で運営している
    小規模なECはオペレーションは結構アナログで、気合と根性で回しているところがありますが、それは同じだなあと。
  • 評価が大事
    楽天市場なんかに出ているショップさんは、レビューをとても重視していますが、そのあたりも同じだなと思いました。
  • セール時に全精力を傾ける
    日本でも、楽天市場さんの「楽天スーパーセール」や、Amazonさんの「Prime Day」、Yahoo!JAPANさんの「いい買い物の日」など巨大なセールがあり、そこに向けて売る側も買う側も集中力を高めて行きますが、そういった構造は同じだなと思いました。
  • 独自開発商品が強そう
    ただ安いだけじゃなく、独自性を持った、他で手に入らない商品を扱わないと、なかなか難しそうだと感じました。
  • 栄枯盛衰が激しい
    2011年に日本の複数のショッピングモールでベストストア賞などを獲得していたあるアパレル店舗が2015年に潰れました。理由は知りません。中国も同じように店舗の経営は不安定そうです。

日本と違うなあと思ったところ

  • チャットでの営業が当たり前
    これはもう5年以上も前からですが、中国ではチャットでのサポートが当たり前です。URLも写真も簡単に送れるし、記録が残って言った言わないがないし、一人のオペレーターが複数を同時に相手することも可能なのに、なんで日本はなかなか普及しないんでしょうね。Line@なんかも最近は出てきてますが。
  • 値引きして評価してもらう「返現」
    日本でも「レビューを書いたらクオカード差し上げます」みたいなのをやってる店舗はたくさんありますが、もっと露骨に、いい評価やるから割引しろ、というのが「返現」。見てて口の中が乾いてくるというか、胃がキリキリしてきました。ものすごく資本主義の国です。
  • いろんなものの規模が違う
    配送する面積もそうですし、タオバオ一極集中もそうですし、店舗のヒエラルキーが20段階もあるのもスゴイですし、スマホ化も半端ないですし、とにかくいろんなものが全て、規模が全然違います。なにより違うのは参入事業者の数でしょう。「この規模の店舗が無数にあるんだとしたら、とにかくカオスだな。普通にやって勝てる気がしないな」と思いました。

限られた時間でのテレビ番組なので、全てを表しているわけではありません。ただ、しっかりと取材して、ある側面をきっちり伝えているな、と感じました。決して好かれるキャラクターではない江さん(変な髪型の人)も、その必死さが伝わってきますし、ズッコケ三人組はきっとうまくいかないと思いますが、応援したくなります。

きっと、日本のどこかでも同じような光景が繰り広げられているに違いありません。そう思うと、日本もきっとこの世界に突っ込んでいくんだろうなあという気すらします。

 

番組ですが、11日0時10分から(つまり、今日10日の深夜)から再放送があるそうです。気になる方はぜひ。

www6.nhk.or.jp